今回もリング上で舌戦を展開した白川（左）と木村

　2023年11月19日（日）都内某所にて開催される全試合オープンフィンガーグローブ着用キックボクシングルール3分3R（勝敗はKO決着のみ、判定なし）の『FIGHT CLUB』。 【写真】白川に睨み合いを仕掛けた木村ケルベロス 　同大会で対抗戦を行うYA-MAN率いるYA-MAN軍団（YA-MAN、山口裕人、木村“ケルベロス”颯太）と朝倉未来率いる朝倉未来軍団（朝倉未来、西谷大成、白川陸斗）の公開計量が、11月18日（土）東京・後楽園ホール『RISE 173』の大会内で行われた。 　記者会見で因縁が生まれた木村“ケルベロス”颯太（NJKF心将塾）は65.85kg、対戦する白川陸斗（JAPAN TOP TEAM）は66.0kgでそれぞれ計量をパス。 　マイクを持った白川は「明日チーム対抗戦の先鋒戦を務めさせていただきます。おい、チワワくん、準備期間が短い中でようちゃんと減量して来たな。それは褒めたるわ」と言うと、チワワTシャツを着た木村は「それはお前もな。ありがとう」と答える。 　一歩近づいた白川は「ほんでな、お陰で正々堂々お前をド突きまわせるわ」と凄むと、木村も顔を近付けて「俺に殴られるだけや、明日」と言うが活舌が悪くて聞き取りにくく「ん？ なんて？ マイク練習してきたんちゃうんか。はっきり喋べれや。RISEファンの皆さん、明日はこのチワワくんボコボコにさせていただきます」と白川に突っ込まれた。 　しかし、今回の木村はここで退かなかった。「俺も会見であんなことしてもうてチワワ、チワワ言われているけれど明日はチワワで終わるつもりないし。1個だけ言いたいねんけれど。この前の会見、俺はヤバかったけれどこいつもだいぶやったけれどな。会見見とったら後ろからピーチクパーチク言ってるだけでお前の方が犬やんけ」と言い放つ。 　これに白川は「弱い、弱い」とダメだし。続けて「後ろからワーワー言うけれどな、お前を助けたったんやで、逆に。分かってる？」と、むしろ詰め寄る朝倉未来から助けてやったとする。木村は「お前には助けてもらってない」と白川に詰め寄って行き、白川が「はっきり喋れ、マイクで喋らないとみんなに聞こえへんやろ」と言うと「黙れ！」。 　ここで木村が白川につかみかからんばかりとなり、スタッフたちが制止した。白川も怒りの表情を浮かべたが、スタッフに制止されて一度リングを降りて行った。 　今回は退かずに立ち向かった木村には「頑張れ！」と多くの声援が飛んでいた。