事業承継に興味がある人と山形県内企業をマッチング 経営者の高齢化などで全国的な課題
企業の後継者不足が全国的に課題となる中、事業の承継に興味がある人と県内企業をマッチングさせるオンラインイベントが26日、山形市で開かれました。 経営者の高齢化などで県内をはじめ全国的に、事業の引き継ぎが喫緊の課題となっています。こうした状況を受け、事業の拡大や経営の多角化に興味を持つ人を対象に事業承継をマッチングするイベントがオンラインで開かれました。 日本政策金融公庫などが主催したもので、小売業や宿泊業など、県内4社の経営者が動画などで事業内容を説明しました。 杉山海苔店・杉山栄治社長「息子が1人いるが商売は嫌ということで悩んでいたときにこの話があったぜひ誰かやってみたいという方がいれば継いでいただきたい」 日本政策金融公庫・山形支店 林 弘二さん「事業承継って比較的後ろ向きにとらえられる。お店をやめることをほかに知られたくないとかそういった中でオープンネームでやる取り組みを知ってもらうことで自分の店も誰か引き継いでやってもらえるかもということを知ってもらえる機会になるのかなと思う」 質疑応答では参加者が1日の仕事の流れや必要な資格などについて質問していました。