和歌山県のウメ・ひょうの被害額が確定・21億5千万円に
和歌山県内で3月20日に降ったひょうで中紀・紀南地方のウメの果実が傷ついた被害の総額がこのほど確定し、最終的には21億5200万円あまりになったことが、和歌山県のまとめでわかりました。県では、被害に遭った農家を対象に様々な支援策を紹介しています。 県・農林水産振興課のまとめによりますと、被害が確認されたのは、田辺市やみなべ町をはじめ、有田川町や印南町、白浜町など中紀・紀南の1市7町の梅畑あわせて4168ヘクタールで、被害総額はあわせておよそ21億5274万円となりました。 これを受け県では、被害に遭った農家を支援するため、200万円を限度とする運転資金の無利子での貸し付けなど、県や国などの支援策を紹介しています。詳しくは、県・経営支援課や果樹園芸課に相談してください。 県内でひょうによる梅の果実の被害で20億円を超えたのは、2006年3月におよそ26億円の被害があって以来です。