女性の活躍など推進 輝くとちぎフォーラム
とちぎテレビ
女性の活躍推進やワーク・ライフ・バランスの推進などを目指す「輝くとちぎフォーラム」がこのほど、宇都宮市内で開かれました。 このフォーラムは去年、日光市でG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開かれたのを受け、今年度、内容をさらに充実させ開かれました。 26日は誰もがいきいきと働けることを目指す今年度の「男女生き活き企業」に選ばれたリコージャパン栃木支社やユーユーワールド、そして柴田建設の3社に表彰状が送られました。 続いて福田富一知事を交えた意見交換会も開かれ足利銀行の清水和幸頭取は女性リーダーの育成マップや新任の女性支店長などの相談に乗る「メンター制度」を導入したほか男性の育児休暇の取得が100%を超えた現状を紹介。 アラマキの荒牧菜苗代表取締役は「看護休暇」を60分単位で取得できるようにしたことや社員が地域のボランティア活動などに参加できるよう「地域休暇」を設けていることを紹介しました。 また、G7関係閣僚会合のレガシー、遺産を引き継ぐため中学生や高校生のグループがさまざまな課題解決に向けた行動計画を発表しました。 生徒たちからは「日本のジェンダー平等の世界順位が118位なのは低すぎる」、「工業に女性が向いていないというのは、無意識の思い込みの典型」など、積極的な意見が出されました。
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