DeNA・ジャクソンが三回途中まで7安打8失点 独り相撲で今季2勝目はならず
(セ・リーグ、広島―DeNA、4回戦、16日、マツダ)まさに、独り相撲だった。DeNAの新外国人、アンドレ・ジャクソン投手(27)の来日3度目の先発は三回途中7安打8失点、4四球でノックアウトされた。 一回先頭から2者連続四球を与えるなど制球が定まらず、3四球が絡みいきなり3失点。二回は失点こそなかったが秋山に無警戒で二盗を許し、三回は2死無走者から坂倉に被弾。その後も連打と暴投でピンチを広げ、最後は投手の床田にも適時打を浴びて降板が告げられた。 オープン戦では2試合に登板し無失点。四球も1つのみで、練習試合登板を含めて異国のマウンド、公式球でも大きく制球が乱れる場面はなかった。常時150キロを超える直球とチェンジアップを武器にゲームメーク能力をアピールし、開幕ローテーション入りを果たした。 しかし、前回9日の中日戦(横浜)でも5回4四球と苦しみ、3失点で黒星(1勝1敗)。「直球のコマンド、コントロールを磨いてきた」と修正を試みて敵地のマウンドに上がったが、結果を残すことはできなかった。