クロアチア代表FWオルシッチがトラブゾンスポル退団…来夏満了の契約を早期解消
トラブゾンスポルは21日、クロアチア代表FWミスラフ・オルシッチ(31)との契約を双方合意の下で解消したことを発表した。 オルシッチは2023年夏にサウサンプトンからトラブゾンスポルへ完全移籍で加入。しかし、加入直後にヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負った影響で、在籍1年半で公式戦16試合の出場にとどまった。 加入時には1年の延長オプションを含む、2025年6月までの契約を結んでいたが、このタイミングで契約を解消する形となった。 左ウイングを主戦場に前線の複数ポジションをこなすスピードと得点感覚に優れるアタッカーはこれまで母国のリエカやイタリアのスペツィア、韓国の全南ドラゴンズ、蔚山現代、中国の長春亜泰を渡り歩いた。 2018年7月に加入した母国屈指の名門ディナモ・ザグレブでは公式戦214試合に出場し、91ゴール40アシストを記録。4度のリーグ制覇など、7つのトロフィー獲得に貢献していた。 また、クロアチア代表では通算27試合に出場。カタール・ワールドカップでは6試合に出場し、モロッコ代表との3位決定戦での決勝点を含め1ゴール2アシストの活躍を見せていた。 サウサンプトン、トラブゾンスポルと直近の2クラブでは思うような活躍を見せられなかったが、今後決定する新天地ではかつての輝きを取り戻せるか…。
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