パ王者ソフトバンクが崖っぷち…敵地2連勝スタートもまさかの本拠地3連敗…出場8度連続日本一中もDeNA王手で黄信号
◆SMBC日本シリーズ2024 第5戦 ソフトバンク0―7DeNA(10月31日、みずほペイペイドーム) ■投げ終わった後のしぐさと笑顔がたまらん…山下美月の始球式【写真複数】 ソフトバンクが大敗で痛恨の3連敗を喫し、4年ぶり日本一に向けて崖っぷちに立たされた。 日本シリーズ初先発の大関友久は、初回と2回はいずれも得点圏に走者を背負ったが、無失点。だが、3回に2死一、二塁とされると、7番の筒香嘉智にカウント1ボール2ストライクから内角低めのフォークを中前に運ばれ先制を許し、ここで降板となった。 続く4回には、3番手として登板した前田純が2本の内野安打で無死一、二塁とされると、牧秀悟にカウント1ボール1ストライクから内角高めの直球を左翼スタンドへの3ランとされリードを4点に広げられた。 第4戦に零封負けを食らうなど、第3戦の2回以降無得点と沈黙が続いている打線は、この日もDeNA投手陣に苦しめられた。先発ジャクソンの前に初回は3者連続三振。2、3回には得点圏のチャンスをつくったが無得点に終わると、4、5回はあっさり三者凡退で攻撃を終えた。6、7回は走者を出しながらも無得点。先発ジャクソンに7回3安打無失点の好投を許した。 8回も無得点に終わると、9回には投手陣がダメ押しの3失点。9回も反撃及ばず3連敗となり、DeNAに26年ぶり日本一への王手をかけられた。 ソフトバンクは2003年(当時ダイエー)から2020年まで、出場した日本シリーズ8度すべてで日本一となっているが今回は黄信号が灯った。 【#OTTOホークス情報】 ▼「もう負けられなくなったというだけ」小久保監督の一問一答は(おすすめ記事)から▼
西日本新聞社