【高知県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 雪割桜と菜の花のコントラストが美麗
冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。 【画像】宿毛市の冬の風物詩・だるま夕日ほか、高知県の冬の絶景10選を写真ですべて見る。 凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。 暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、高知県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
◆桑田山(そうだやま)雪割桜
須崎市にある桑田山には約1,000本の桜の木があり、例年2月中旬~3月中旬にかけて見ごろをむかえる。 桑田山の雪割桜の正式名称は「ツバキカンザクラ」(椿寒桜)で、まだ雪の残る寒い時期に濃い桃色の美しい花をつけることから「雪割桜」と呼ばれている。 雪割桜のふもとには、菜の花が咲き、鮮やかな桃色をした桜と黄色の菜の花のコントラストが美しい。一足早い春の訪れを感じることができる。 見ごろの時期:2月中旬から3月中旬頃 桑田山雪割桜(そうだやまゆきわりざくら) 所在地 須崎市桑田山乙
◆秋葉まつり
秋葉まつりは土佐三大祭りのひとつで県保護無形民俗文化財。3集落それぞれから総勢200人の行列が出て、岩屋神社から秋葉神社までの約3キロメートルの道を半日かけて練り歩く。火の神様が祀られていることから、参列者は火消しの装束を身に着けて参加する。 クライマックスは長さ7メートル、重さ8キロにもなる鳥毛を10メートル近く離れたふたりが投げ合う「鳥毛ひねり」。その華麗さと勇壮さは圧巻そのもの。奥深い山里が賑やかになる1日だ。 開催日程:例年2月11日 秋葉まつり(あきばまつり) 所在地 吾川郡仁淀川町別枝(秋葉神社)
◆須崎名物鍋焼きラーメン
土鍋でぐつぐつ煮込んだ、須崎市の人気ご当地ラーメンは、寒い時期にはぴったり。ゆるキャラグランプリで有名になった「しんじょう君」の帽子のモチーフになったグルメで、鶏ガラの醤油味が、あっさりしていながら旨味が強いのが特徴だ。 須崎の鍋焼きラーメンには「親鳥の鶏がら醤油ベースであること」や「具は、親鳥の肉・ねぎ・生卵・ちくわ(すまき)などであること」など「7つの定義」があり、条件を満たしたものだけが鍋焼きラーメンと認定される。 市内の専門店をはじめ約30店舗で味わえる。 須崎名物鍋焼きラーメン(すさきめいぶつなべやきラーメン) 所在地 高知県須崎市