「3番手は簡単に回れない」眞杉、平原と連係せず 地元・鈴木竜士が単騎選択の経緯を明かす/京王閣競輪G3・準決勝注目選手
京王閣競輪「開設75周年記念・ゴールドカップレース(G3)」が28日、3日目を開催する。S級準決勝はどこも激戦。各レース注目選手のコメントを紹介したい。(アオケイ・八角記者)
準決勝10R 岩本俊介
共同通信社杯の落車で右の鎖骨を骨折。前走・寬仁親王牌を走って、今回が復帰2場所目。2日目は逃げ粘って2着と気配は上々だ。 「初日も自分でやりたい気持ちで入ってきた。前回の3日目に逃げてラインで決まって、一歩前進かなと。(自力の)リズムを掴みかけているところで、初日は番手の競走難しいですよね。(グランプリ出場への賞金ランキングについて)結果的に(グランプリに)乗れたら良いですけど、目の前のことで一杯一杯。それに競輪は来年以降もずっと続きますから。明日も精一杯やるだけ」
準決勝11R 高橋築
東地区の括りでS班・新山響平に付けることができたが、高橋は自分でやることを選択。そのワケとは。 「他地区の選手に付いたことがないし、関東は3人いる。吉澤純平さんと一緒のときは自分が前でやっている。ここは自分でやります」
準決勝12R 鈴木竜士
関東は眞杉匠、平原康多、鈴木竜士の3人。並びが決まるまでに少々時間がかかった。結果、初日特選同様に眞杉-平原、鈴木は単騎となった。その経緯を鈴木はこう話す。 「今はもう一度、自力で戦おうとやっているところ。3番手は簡単に回れない。今のスタイル的に曲げちゃいけないものがある。それに一次予選、二次予選と自力でやるつもりで来たし、不完全燃焼な部分もあるので力を出し切りたいなと」