福岡県の補正予算案に「平成筑豊鉄道」法定協議会の開催経費49万円盛り込む…総額は116億円超
福岡県が、県議会12月定例会に提案する今年度一般会計補正予算案の概要が分かった。総額は116億1100万円で、同県直方市と行橋市を結ぶ第3セクター「平成筑豊鉄道」のあり方を検討する法定協議会を設置するとし、開催経費約49万円を盛り込んだ。 【写真】平成筑豊鉄道の金田駅
厳しい経営状況が続く平成筑豊鉄道を巡っては、沿線の9市町村が10月末、服部知事に対し、法定協議会での議論を要請していた。県は今年度中に法定協を設置し、課題を分析するための調査内容などを検討する方針。
このほか、県人事委員会の勧告に基づき、県職員の給与とボーナス(期末・勤勉手当)を引き上げるため、約115億3824万円を計上している。