熊本市で起きた飲酒死亡事故で逮捕された男は、事故前にホストクラブに出勤していました。 　15日明け方、熊本市中央区細工町で、県道の歩道を歩いていた熊本市児童相談所職員の横田千尋さん（27）が軽乗用車にはねられ亡くなりました。 　警察は、過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで軽乗用車を運転していた熊本市中央区島崎に住む飲食店従業員の松本岳容疑者（23）を現行犯逮捕し、16日に送検しました。 　現場付近の防犯カメラの映像には、バックでスピードを出し道路を走る1台の黒い車が映っていました。その数分後には、消防車両やパトカーなど緊急車両が駆け付ける様子も映っています。 　警察は、松本容疑者がこの車を運転していた可能性が高いとみて慎重に捜査を進めています。 　また、捜査関係者への取材で松本容疑者が14日夜に勤務先のホストクラブに出勤していたことがわかりました。事故が起きたのは、15日午前4時15分ごろ。松本容疑者は現行犯逮捕された際に「知人と酒を飲んでいた」などと話していて、警察は事故直前の松本容疑者の行動などを調べています。