シーホース三河のシューター須田侑太郎、3ポイントシュート5本すべて失敗も「本来の自分はこうだよなと思い出せました」
「地に足をつけてやり続ければ絶対に良くなる」
現在32歳の須田は、これまで宇都宮ブレックス、琉球ゴールデンキングス、アルバルク東京、名古屋Dと強豪を渡り歩いてきた。その中で「ある程度ベースができているチームに入る大変さはありますが、A東京に入った時も連覇を達成したチームに自分一人で入る難しさを経験しているので、そこまで大変ではないです」と、今の状況もある程度は良くも悪くも予想通りだ。 「最初から上手く行くのが理想ですが、バスケットに限らずなんだっていきなり上手く行くことはありません。コントロールできることに集中して、地に足をつけてやり続ければ絶対に良くなることを何度も経験しているので、そこに焦りはないです」 「信頼してもらうにはチームメート、コーチ陣に対して自分のことを証明しないといけない。そういう意味で自分らしくあることは大事で、その意味では今日の試合は良かったと思います。できることをしっかりやって、その時が来たら一気にステップアップできるという自信があります」 今週末、三河にとって年内最後の試合はアウェーでのレバンガ北海道戦で、北海道日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールドで開催される特別な一戦となる。普段とは全く違う環境での試合は、シューターにとって難しい部分もあるだろうが、北海道出身である須田は好意的にしか捉えていない。 「プライベートで一度、エスコンを訪れたことがあって、すごいスタジアムだと肌で感じました。新しい試みに立ち会える。より多くの北海道の皆さんにバスケットを知ってもらって盛り上がるチャンスだと思います。良いゲームをして、これまで見たことない方にもバスケットボールの面白さを伝えていきたいです」 自分らしさを取り戻す大きなきっかけをつかんだ須田が、地元での特別な試合で本来のプレーを取り戻すことができるのか。三河にとってエースシューターの復調は勝利とともに大切な意味を持ってくる。
バスケット・カウント編集部
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