7月10日頃から北海道・東北・九州南部・沖縄で「かなりの高温」となる可能性 気象庁が「高温に関する早期天候情報」発表
気象庁は4日、北海道の日本海側・太平洋側、東北、九州南部・奄美、沖縄に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これらの地域では7月10日頃からは、例年に比べ「かなりの高温」になる可能性があるとしています。 【画像を見る】7月10日頃から北海道・東北・九州南部・沖縄で「かなりの高温」となる可能性【9日にかけての雨・風シミュレーション】 【北海道日本海側】 7月10日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +2.2℃以上) 【北海道太平洋側】 7月10日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +2.2℃以上) 北海道日本海側・太平洋側の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高い日が多く、かなり高い日も多いでしょう。農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症となりやすい状態が続きますので、健康管理に注意してください。 【東北地方】 7月10日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +2.5℃以上) 東北地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気が流れ込みやすいため高く、かなり高い日が多いでしょう。農作物や家畜の管理等に注意してください。また、熱中症となりやすい状態が続きますので、健康管理に注意してください。 【九州南部・奄美地方】 7月10日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +1.4℃以上) 九州南部・奄美地方の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高く、九州南部では、9日頃までと14日頃からはかなり高くなるでしょう。また、奄美地方では、期間を通してかなり高いでしょう。熱中症の危険性が高い状態が続きます。引き続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意してください。また、農作物や家畜の管理等にも注意してください。 【沖縄地方】 7月10日頃から かなりの高温(5日間平均気温平年差 +0.9℃以上) 沖縄地方の向こう2週間の気温は暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みです。気温が1年を通して最も高い時期ですので、熱中症の危険性が高い状態が続きます。引き続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意してください。また、農作物や家畜の管理等にも注意してください。
なお、1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報が、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートが発表されますので、こちらにも留意してください。
山陰放送