【吉川愛】ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』夏の撮影を乗り切るための秘訣とは?
女子高生、妖怪、新米刑事など、今年も幅広い役柄を演じ分けている吉川愛さん。それでも戸惑うほどの難役に出会ったのがドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。高い壁を乗り越えるための秘訣とは? 【写真】幅広い役柄を演じ分ける「吉川愛」
難しい役柄と暑い夏を梅干しで乗り切ります!
―「人気のない屋敷で13人の子どもの白骨死体が見つかる」という不穏な事件で幕が開けるドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。同名の原作漫画を読んだ感想は? 凄まじい展開が次々と巻き起こり、すごく面白くて一瞬で読み終わってしまいました! でも、同時にプレッシャーも感じて。私が演じる蓮水花音は何を考えているか分からないミステリアスな女性で、これまで演じたことがないような役柄だったので、撮影が始まるまでは少し不安でした。
―どうやって不安を乗り越えましたか?
監督や主演の成田凌さんが引っ張ってくださるので、撮影が進むにつれて私も自然と自信を持って花音を演じられるようになってきました。自然に囲まれた地方でロケを行うことが多くて、現地の空気を吸っているだけでも気分が浄化されます。キャストは今回が初対面の方ばかりだったのですが、みんなでMBTI診断のトークをして、一気に距離が縮まった感覚があります。
―吉川さんの診断結果が気になります。
私はINFP-Tでした。日本人に多いと言われる“仲介者”タイプで、最後にTがつく人はネガティブな傾向があるそうです……。
―では、心身ともにバテやすい夏をポジティブに乗り切る秘策を教えてください! やっぱりお肌の調子が良いとテンションが上がりますよね。私の場合、最近はグルタチオンとビタミンCのサプリを併用して飲んでいます。夏バテ対策にはクエン酸を補給することも大事。私は蜂蜜入りの梅干しを京都から取り寄せて冷蔵庫に大量にストックしているので、ドラマの撮影が終わるまでは元気に過ごすことができそうです。 ●INFORMATION 『降り積もれ孤独な死よ』 同名の人気漫画を実写ドラマ化。人気のない屋敷から13人の子供の白骨死体が見つかった“灰川邸事件”から物語が動き出す。事件の真相を追う刑事・冴木仁を成田凌が、かつてこの屋敷に住んでいたという謎の女性・蓮水花音を吉川愛が演じる。読売テレビ・日本テレビ系で毎週日曜22時30分放送中。 ●PROFILE 吉川 愛 1999年10月28日生まれ。東京都出身。21年公開の映画『ハニーレモンソーダ』では『第45回日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞。近年はドラマ『真夏のシンデレラ』、『マルス-ゼロの革命-』、『街並み照らすヤツら』、Amazon Prime『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』などに出演。 -------------- Photo:Asuka Itou Styling:Yusuke Yamaguchi Hair&Make-up:Kengo Kubota(aiutare) Interview&Text:Satoshi Asahara
講談社 ViVi