青学大・西川「夢がかなってうれしい」 ロッテは「ファンが熱狂的、応援も大好き」
プロ野球のドラフト会議が24日、東京都内で開かれ、3月の欧州代表との強化試合で日本代表に選出された青学大の西川史礁（みしょう）外野手は2球団競合の末にロッテが交渉権を獲得した。 【別カット】会見に臨む青学大の西川史礁外野手 落ち着いた表情でモニターを見守っていた西川は、ロッテが交渉権を獲得すると、頬を緩めた。「野球を始めた頃から、プロ野球選手になるという思いで今までやってきた。その夢が、かなってうれしかった」と喜んだ。 豪快なスイングが強みの右の強打者。東都大学リーグで3年春と4年春に最高殊勲選手（MVP）に輝き、今年3月の日本代表と欧州代表との強化試合では、日本代表「侍ジャパン」に招集された。 代表では、村上宗隆（ヤクルト）や近藤健介（ソフトバンク）らとプレーし、「バッティングを見て、自分もこのような選手になりたいと思った」と回顧。「野球への意識を吸収できた」といい、成長につなげた。 この日は、大学同期の佐々木も広島から1位で指名を受け「いいライバルとして、ここまで2人で成長してこられたので、ともにドラフト1位で入団できるのはうれしい」と安堵した。 ロッテの印象は、「ファンが熱狂的で、応援も大好き」という。「1年目からチームの戦力になれるように頑張りたい」と青写真を描いた。（久保まりな）
