【べらぼう】蔦重、平賀源内探しに奔走 江戸城内の一橋治済の動きにも注目
第2回の見どころ紹介
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。写楽、歌麿を世に送り出し、江戸のメディア王にまで成り上がった蔦重こと蔦屋重三郎の波乱万丈の物語。初回は蔦重が食べることに困窮する河岸見世の女郎たちの惨状をみて思い悩み、田沼意次(渡辺謙)に会い、吉原を救ってくれるよう頼む様子が描かれた。だが意次は蔦重に「おまえは何かしているのか。客を呼ぶ工夫を」と語り掛けた。第2回はどんな展開になるのか。 【写真】「身体も青白く塗ったり…」 セクシー女優が公開した『べらぼう』オフショット (※以下、ドラマの内容に関する記述があります) NHKによると、蔦重は吉原の案内本“吉原細見”で、吉原に再び人を呼び寄せる案を思いつく。細見の序文を江戸の有名人、平賀源内(安田顕)に執筆してもらうため、地本問屋・鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)に相談にいく。自ら説得できれば、掲載を約束すると言われ、源内探しに奔走するが……。一方、江戸城内では一橋治済(生田斗真)の嫡男・豊千代の誕生を祝う盛大な宴が行われ、御三卿の面々や田沼意次らが集まっていた、という展開という。 初回は明和の大火の迫力ある映像が紹介され、SNSでも驚きの声が上がっていた。さらに語りの綾瀬はるかが九郎助稲荷役で劇中にも登場し、しかもスマホを持っていた。SNSでは放送直後「これまでの大河と毛色が違う」「想像以上の第1話」「面白い」「次回も楽しみ」という絶賛の声であふれた。 主人公がフレッシュで生き生きとしていて、風をよみ、知恵を働かせ、積極的に動き回る姿と行動力は、見ている方にエネルギーを与えてくれるような気がする。歴史の教科書に登場するポピュラーな人物たちの中で蔦重がどう動き回り、道を切り開くのか。この先が楽しみになる初回だった。第2回では吉原細見がどうなるのか。平賀源内との関係はどうなるのか。また、江戸城内の動きにも注目したい。
ENCOUNT編集部