2025年「新型コロナ」新たなステージに?背景には…トランプ政権の厚生長官がコロナやワクチンを徹底調査すると明言【大石邦彦が聞く】
■「ワクチンは体に証拠を残さない」 遺体は70代前半の女性で、生前は基礎疾患もなく、健康で元気な人だったという。様々な検査もしたが、決め手となる死因は見当たらない。しかし、唯一気がかりがあったという。それは、前日にコロナワクチンを接種していたことだった。当時、ワクチンに関して知識が脆弱だった私は「因果関係はわからないのですか?」と質問すると、耳を疑うような言葉が返ってきた。 「毒物は体に証拠を残すが、ワクチンは体に証拠を残さない」 接種後に、様々な副反応で長期体調不良になり今なお社会復帰できない人、大切な人を失い、深い悲しみを抱えている遺族ら100人を超える人たちを取材してきた。彼らを苦しめているのが、コロナワクチンが原因かどうかの決定的な証拠だ。 国の副反応疑いは3万7000件を超えていて、死亡疑いは2200件以上と多数報告されているが、死亡とワクチンの因果関係が認められている事例は、これまでで僅か2件しかない。その他の99%は評価不能、つまり「わからない」のだ。国は、ワクチン接種後の副反応の調査もしているし、治療法の研究もしていると胸を張るが、状況を変えるような成果は見えていない。 やはり、ワクチン接種を主体的に進めてきた国が、自分たちの非を認めるような調査はできないのではないか?遺族らからは、そのような言葉も聞かれた。国の対応には限界があるのか。 ■2025年「新型コロナ」新たなステージに? しかし、今年は新型コロナに関して、新たなステージに入る年になるかもしれない。なぜなら、4年ぶりに返り咲くアメリカのトランプ政権の厚生長官にロバート・ケネディ・ジュニア氏が就任し、コロナやワクチンについて徹底的に調査すると明言しているからだ。 ワクチンなどにも懐疑的なケネディ氏が就任すれば、宣言通りワクチンの調査は徹底的に行われる可能性があり、保健政策の大幅な見直しが行われるだろうとアメリカメディアも予測する。
コロナワクチンを始め、本格的なコロナ禍の検証も進んでいない中、アメリカでどんな調査が行われ、どんな結果が出るのか。世界中で唯一定期接種を行うなど、コロナワクチン接種をコロナ対策の柱に据える日本が最も熱い視線を注いでいるのではないだろうか。 【CBCテレビ 解説委員 大石邦彦】
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