『遠距離現在 Universal / Remote』展で考えるリモート社会
「リモート化する個人」に登場するのは、ティナ・エングホフやチャ・ジェミンらの作品。遠隔化かつ非接触のかたちで進む個人の働き方や居住、そして社会とのつながりについて提起がなされる。 現代社会がはらむ歪な距離感や、人やモノがつながっているからこそ生まれる不平等や理不尽。どんなに遠くの話に思えても、私たちも少しずつ関わっているものだろう。コロナ時代の特殊な状況下での感覚を思い出しながら、これからの世界の在り方を考えてみたい。 【『遠距離現在 Universal / Remote』】 会期_2024年3月6日(水)~6月3日(月) 会場_国立新美術館 企画展示室1E 住所_東京都港区六本木7-22-2 開館時間_10:00~18:00 *毎週金・土曜日は20:00まで *入場は閉館の30分前まで 観覧料_一般1,500円、大学生1,000円、高校生以下無料 Tel_050-5541-8600(ハローダイヤル) Text_Motoko KUROKI
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