値上げ、別れ、新たな歴史…「世相」で振り返る鹿児島の1年(1)
南日本放送
シリーズでお伝えしている「かごしまこの1年」。最終回は「世相」でこの1年をふり返ります。 (記者)「今年も残りわずか。街のみなさんにとってはどのような年だったのでしょうか」 (街の人)「お米に野菜。大変な1年だった」 (街の人)「ものは高くなるのに、商品が小さくなっていった」 今年は、台風や猛暑による野菜の不作に、物流業界の人手不足「2024年問題」、これに円安も加わり、あらゆるモノが値上がりしました。中でもコメは… (米を買いに来た客)「高くてびっくり(価格が)2倍近い」 去年の猛暑などで在庫が不足し、「令和の米騒動」とも…。 肥薩おれんじ鉄道、桜島フェリー、鴨池・垂水フェリー…生活の足にも値上げの波が直撃しました。 (街の人)「とうとう来たかという感じ」 こうした中、発表された今年の漢字は「金」でした。日本銀行は20年ぶりに新紙幣を発行。 (新札を手にした人)「使うのがもったいない。このままたんすに入れておきたい」 県内の最低賃「金」が897円から953円に引き上げ。過去最大の上げ幅でした。 (学生)「バイトのモチベーションがあがる」 話題になったのは、お「金」だけではなく…。 パリオリンピック・体操男子団体で、鹿屋体育大学出身の杉野正尭選手が2大会ぶりの「金」メダルに貢献。 ドジャース・大谷翔平選手が、メジャー史上初の50ー50を達成。値千「金」の活躍でした。 (ファン)「ホームランをたくさん打って皆を喜ばせてくれたらうれしい」 さらに…日本の新たな主力ロケットH3が「金」色の光を放ち、宇宙へ。初号機の失敗から1年。「H2A」の後継機として、一歩を踏み出しました。 ▶値上げ、別れ、新たな歴史…「世相」で振り返る鹿児島の1年(2)に続く
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