日々変わる気温に“悩み” 服装・料理店のメニューも…週末は荒天のおそれ
日テレNEWS NNN
服装を間違えた大学生と、メニューの変更が間に合わない飲食店。そして、野菜の仕入れに悩む青果店。 どれもコロコロ変わる気温が原因です。14日の東京都心、朝と昼間で気温差は10℃以上。様々な悩みが…。 ◇ 14日夜、都内のイタリアンレストラン。 実はこちらの店、前日の13日夜も取材させてもらいましたが、寒かったためか、テラス席の利用者は、ゼロ…。 しかし、14日は…利用する人たちの姿が見られました。 寒い日は利用者が減るという「テラス席」。 イタリアン料理店 副店長 「本当に今日みたいな気候が続いてくれたらありがたい」 13日は、各地で今年一番の寒さ。 14日朝も、東京は気温5.9℃まで冷え込みましたが、昼過ぎになると10℃以上あがり、寒さ対策ばっちりの女性は――。 ――首元まで温かくしている人は、あまり見ないが? 「確かにいないですね。正直ちょっといま暑いです」 こちらの女性は…。 「中はシャツとヒートテック着てます」 「きょう重装備って感じです。(13日)寒かったんでその流れできちゃいました。服装困りますね」 服を売る側にも、悩みが…。並んでいたのはニット類。毎日の大きな気温差に、何を一番目立つ場所に置くか悩むといいます。 「本当はこの辺の厚手のを準備したいんですけど、きょうみたいにお昼、暖かいと(薄手の)この辺が売れる」 ◇ 「料理も気温に左右される」と話すのは、ハワイアンレストラン。 ハワイ料理店 店長 「ハワイの海鮮丼系からハワイのラーメンに変わってきているなと」 「例年だといつもカレードリアとかグラタンとか出しているが、全然まだ準備できていない」 “冬メニュー”の準備が間に合っていないといいます。 ◇ 気温に敏感なのは、青果店も。 青果店 店長 「昨日みたいに寒いとここのゾーンが売れる。毎日、気温をみて仕入れ(の量)を変える」 左は、寒い日によく売れる白菜など鍋の具材に合う野菜のゾーン。右は、暖かい日によく売れるトマトなどサラダに合う野菜のゾーン。それだけに、ここ最近の気温の変化には振り回されているといいます。 「週末に関しては鍋が売れるので寒ければ。3倍くらい気合入れて仕入れよう…と思ったところ暑くなって在庫が増えてしまう」 気温だけでなく、週後半は天気の急変にも注意が必要。17日金曜日は、低気圧が発達しながら日本海を進むため、全国的に雨や風が強まり荒れた天気になりそうです。 (11月14日放送『news zero』より)