「タナカはここに来て2日で…」リーズ同僚が田中碧との“待遇”の差に不満? 指揮官が暴露「文句を言っていた」
2試合連続で86分から途中出場
まだピッチに立った時間はごくわずかしかない。それでも、田中碧はリーズのサポーターから期待されているようだ。 【画像】2024年夏に海外で新天地を求めたサムライたち 移籍市場最終日に加入した田中は、翌日のハル戦で86分から途中出場。新天地でのデビューを飾ると、短い時間ながら多くのパスを通して賛辞を寄せられた。 すぐにインターナショナルウィークに突入したこともあり、田中は日本代表としてワールドカップ・アジア最終予選に参戦。チームに再合流してから迎えたチャンピオンシップ前節バーンリー戦では、2試合連続で86分から途中出場している。 まだ、先発出場どころか一定時間もプレーしていないが、リーズのファンは田中にチャントを用意した。このことに、チームメイトのサム・バイラムが不満を漏らしたという。 『Yorkshire Evening Post』によると、ダニエル・ファルケ監督が「先日、アカデミー出身の彼(バイラム)が文句を言っていたんだ」と明かした。 「『ボス、オレはこの地域の出身で、ずっとサポーターだ。タナカはここに来て2日で歌がある』とね。カモン、これを変えよう」 リーズの下部組織出身で、2016年に一度移籍したものの、昨年夏に復帰したバイラムは、新戦力との“待遇”の違いに納得していないようだ。 ただこれは、それだけリーズのサポーターが田中に期待を寄せているという証でもある。日本代表MFの存在は、プレミアリーグ昇格を目指すチームにどれだけ良い影響を及ぼすのか。まずは今週末、次節カーディフ戦で田中が出場機会を得られるか、その場合活躍できるかが注目される。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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