アメリカンピットブルテリア2匹を確保 9日に逃走、けが人情報なし
栃木県栃木市藤岡町で走行中の車から逃げ出し、行方不明になっていた闘犬種「アメリカンピットブルテリア」2匹が13日、5日ぶりに発見された。無事に飼い主の元へ戻ったという。 県警栃木署によると、逃げたのは体長約70センチ、体重約32キロのオス(5歳)と、体長約70センチ、体重約25キロのメス(2歳)。飼い主が9日、「前夜、車の後部座席に2匹を乗せて走行中に窓が開き、逃げ出した」と署に届けた。 13日朝、逃げた場所から約1キロ離れた渡良瀬川河川敷で1匹を目撃したとの通報があり、駆けつけた署員が確保。続いて2匹目の目撃情報も寄せられ、署員とともに現場に赴いた飼い主が路上に座っているのを発見、確保したという。 アメリカンピットブルテリアは闘犬用として生まれた犬種だが、ペット用としても広く飼われている。署員が捜索をかねて周辺をパトロールしていたが、「人がかまれた」などの被害は確認されていないという。(高橋淳)
朝日新聞社