<広瀬すず>シースルードレス姿を司会・生島ヒロシが絶賛 毎日映コンで女優助演賞
「第78回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞主催)の表彰式が2月14日、めぐろパーシモンホール(東京都目黒区)で開催され、「キリエのうた」(岩井俊二監督)で女優助演賞を受賞した広瀬すずさんが登壇した。デコルテ部分がシースルー素材のブラックドレスで登場した広瀬さんを、司会の生島ヒロシさんは「ステキな衣装!」と絶賛。岩井監督も「素晴らしい。(記者の皆様)いっぱい写真撮ってください」と頬を緩ませ、広瀬さんは「恥ずかしい、恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。 【写真特集】透け感も 広瀬すず、大人のブラックコーデで登場
映画は、歌うことでしか“声”を出せない路上ミュージシャン・キリエ(アイナ・ジ・エンドさん)ら、出会いと別れを繰り返す男女4人の13年間にわたる愛の物語を描いた。広瀬さんは、過去と名前を捨て、キリエのマネジャーを買って出る謎めいた女性を演じた。
広瀬さんは今回の受賞に「『キリエのうた』は主演のアイナ・ジ・エンドちゃんと、岩井監督が共鳴しながら作っていて、私にできることはアイナちゃんを支えることしかできないなと思っていたのですが、今回女優助演賞をいただき、とてもうれしいです」と喜びのコメント。
今回2回目のタッグだったという岩井監督は、広瀬さんについて「いろいろなポテンシャルを持っている。(可能性は)無限大だと思っています」と称賛していた。
毎日映画コンクールは、1946年に創設された国内で権威のある映画賞。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約80人が選考。今回の受賞作は、2023年1月1日~12月31日に国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーション・ドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)を対象に選出された。
◇「第78回毎日映画コンクール」の受賞作品(受賞者)は以下の通り(敬称略)
日本映画大賞:「せかいのおきく」(阪本順治監督)▽日本映画優秀賞:「ほかげ」(塚本晋也監督)▽外国映画ベストワン賞:「TAR/ター」(トッド・フィールド監督)