宝塚 超大規模組替え 95期の水美舞斗&瀬央ゆりあ、瑠風輝、極美慎らが新天地に 最少人員の宙組にてこ入れ
宝塚歌劇団は16日、専科スターの水美舞斗(みなみ・まいと、95期)が来年4月28日付で宙組へ、瀬央ゆりあ(せお・ゆりあ、95期)が29日付で雪組へ異動を発表。今回は水美、瀬央がそれぞれ同期の雪組トップ・朝美絢、宙組次期トップの桜木みなとを支えることになった。 また宙組で羽根を背負ったスターの瑠風輝(るかぜ・ひかる、98期)は来年8月1日付で星組へ、星組スターの極美慎(きわみ・しん、100期)は同8月11日付で花組に異動するなど、人気スターをはじめ総勢8人の組替えを発表した。 月組娘役のきよら羽龍(きよら・はりゅう、104期)は来年3月10日付で宙組に異動。昨年も予定されていたが宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止となっていた。同時に宙組から月組への組替えが発表されたが同じ理由で中止となった天彩峰里は、今回の組替えメンバーには入っていない。 他には花組娘役の二葉ゆゆ(ふたば・ゆゆ、103期)は来年4月4日付、雪組娘役の愛すみれ(あい・すみれ、95期)と雪組男役・叶ゆうり(かのう・ゆうり、97期)も来年6月23日付で宙組所属となる。 宙組については現在在籍者が59人。花・月組などより13人少ない。今年7月に取材に応じた村上浩爾理事長は「いまのメンバーで前に進めていくのが大事」と、当面の組替えなどはないとしていたが、ようやく人事に大きな動きが出てきた。