妊娠6カ月のボディポジティブモデルが水着でランウェイを闊歩「肥満は不健康」「服を着て」海外SNSで賛否
体型やボディイメージに対する固定観念を打ち破り、ポジティブなメッセージを発信するモデルのイスクラ・ローレンス。妊娠6カ月(2024年6月時点)のイクスラは、マイアミで開催されたスウィムウィークで水着ブランドのファッションショーに登場。妊娠中のおなかに触れながらハッピーオーラ満点でランウェイを闊歩する姿が、SNS上で話題を集めた。 【写真】大きなおなかをアピール! プレママセレブのおしゃれマタニティコーデ20選
「美しい!」とイクスラを称賛する人が多い一方で、なかには悪質なアンチコメントも。「肥満をよいものとする誤った宣伝は今すぐやめるべき」「妊娠中のおなかをあえて露出して公共の場に出るなんて下品すぎる」「だらしない体をモデルとは呼ばない」など、ボディシェイミング(体型批判)やファットフォビア(肥満嫌悪)とされる心ない批判が少なからず寄せられた。
これに対し、イクスラは即反撃。誹謗中傷のスクリーンショットを自身のランウェイ写真に添えてインスタグラムに投稿し、「2024年にもなって、妊娠中の女性の体型を『太っている』とからかう人がいるなんて到底信じられない」「どうしてそんなことに貴重な時間を使うの?」とアンチたちを一蹴。コメント欄には「ランウェイにはあなたのような人がもっと必要」「自信たっぷりにウォーキングする姿に感動した」と、イクスラをサポートする声が殺到した。
さまざまな体型の人が「心地いい」と感じられる社会を目指すため、多様性の重要さがますます叫ばれている。イクスラの活躍に対する世間からの反応を見る限り、個人単位、そして社会全体でステレオタイプな価値観をアップデートしていく必要がありそう。他人の体型に対して「ちょっと太った?」「前に会ったときより痩せた?」などの発言をしていないか、日頃の行動をかえりみて今一度気をつけたい。