勝みなみも新しい「ZXiハイブリッド」を投入へ 最新14本
◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前(29日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72) 【画像】高級便器と記念撮影する小祝さくら 住友ゴム工業(ダンロップ)の契約選手である勝みなみも、同社の新製品「ZXiシリーズ」を漏れなく試している最中。小ぶりヘッド「ZX7Mk II」ユーザーの勝は、「前のドライバーにちょっと似ている感じがある」と、新ドライバー「ZXi TR」(同じ450cc)をテスト。「やっぱり私はおっきいヘッドよりも小さいヘッドのほうが振りやすい。まだ今日は4、5球しか打っていないので分からないですが、もうちょっと調整したら次期エースになる予感がします。もうちょっとオフに打ち込みたいです」と期待を膨らませた。
新モデルでいえば、ハイブリッド2本が「ZXi ハイブリッドユーティリティ」にスイッチした。「元々そんなにユーティリティが得意じゃなかったんで、ちょっとイメージを変えたいなっていうのが大きいですね。打った時に結構いい感じだったので、ちょっと替えてみようかなってなりました」 勝は試合によって4UTと5UTを抜き、代わりに4、5番アイアンを入れることも。「本当はアイアンのほうが好きなんですが、アイアンがちょっと飛ばないのと、ユーティリティのほうが高さが出て止められるので、結局そっちを使うケースが多いですね。ラフに入った時もユーティのほうが良かったりします」。ちなみに4UTで190yd、4Iで187ydと3ydの差があるそうだ。
さらに勝のセッティングの中で、ビッグチェンジが1本あった。「8年ぐらい使ってきただいぶ前のモデル」というオデッセイ「オーワークス#1」から、同「ヴァーサ#1」に替えていたのだ。先月の試合でツノ型のヘッドを試したこともあったが、今週はエースと非常によく似たピン型ヘッドがバッグに入っていた。
白と黒のアライメントは同じで見た目はほとんど差がないようにみえるが、「パターのイメージが悪すぎて、替えたいなと思っていたんです。でも、ヘッドの見た目が変わるのが怖くて。同じ形やデザインを選んでもらって、フェースのインサートも一緒に揃えてもらいました」。 3年前に発売した2代目ヴァーサはインサートがホワイトホットだが、オーワークスと同じマイクロヒンジインサートに特注してもらったという。見た目はほとんど変わらないから、そもそもパターを替えたことに気づかない人も多いかもしれない。「もう今週は、エースパターを家に置いてきました」と勝。8年間苦楽を共にしたエースパターを一時封印し、「全く何を使っていいかわかんない状態だった」からの脱却を狙う。