ログハウスを水平に建てるのはプロに任せて大正解! 大人の隠れ家での長期滞在には電力が必要…さらにふくらむ欲望とは【おとなの山遊びVol.27】
ついに形が見えてきた!
そして屋根がかかるといよいよ建物らしくなってきた。ロフトのデッドスペースが少ない片流れ屋根は予定どおり、そして雪が滑り落ちやすいように傾斜はそこそこ大きく。余談だがあたりの杉をごっそり伐採したおかげで、屋根は日当たりがだいぶよくなると見込んでいる。今までは電力をポータブル電源に頼っていたが、これならソーラーパネルの発電で賄えそうだ。 真夏の昼でも気温は27℃くらいなので、消費電力の大きいエアコンは不要な環境。パネルの枚数や蓄電池の容量は意外に少ないかも。とはいえそこまで手をかけるなら、当初の予算では収まりそうにない。しばらくは現在と同じくポータブル電源を持ち込むか、追加の予算を捻出してすぐ電気を使えるようにするべきか。 今から数十万円の出費はたしかに痛いが、コンセプトである快適な長期滞在には電力は必須。電気が使えれば冷蔵庫も置けるし梅雨時は扇風機を回しっぱなしにもできる。さらに防犯カメラの乾電池が切れるといった心配からも解放されるなど、メリットは数え切れない。いずれ必ず出ていくお金だからと割り切って最初にやってしまうべきか、2025年の春あたりの導入を目標に節制し貯蓄に励むべきか少し考えてみよう。
佐藤 圭