日体大は福岡大に敗れる オリックスD2位の寺西は2回1失点で学生野球終える/神宮大会
明治神宮野球大会第1日(20日、福岡大7-2日体大、神宮)大学の部1回戦で、2年連続14度目の出場の日体大(関東)は、先発右腕・篠原颯斗投手(3年、池田)が一回に4連打を含む5安打を浴び4失点と苦しい展開。福岡大の最速150キロ右腕・朝吹拓海投手(2年、神村学園)に七回まで1失点に抑えられ、結局2-7で敗れた。オリックスD2位の最速153キロ右腕・寺西成騎投手(4年、星稜)は、5点ビハインドの五回からマウンドに立ち、2回3安打1失点で学生野球生活最後の登板を終えた。 「何とか流れを変えようと思ったけど、不甲斐ないピッチングになってしまった」 こう振り返った寺西に、「プロにいって勝てる投手になれよ」と声をかえた古城隆利監督は、「リードした展開で、寺西を投げさせたいと思っていた」と話した。