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　パリ五輪（パリオリンピック）女子サッカー競技・グループC第1節、スペイン女子代表対なでしこジャパン（日本女子代表）が現地時間25日に行われる。なでしこジャパンで主将を務める熊谷紗希は3度目の五輪に臨む。どんな思いでパリ五輪に臨むことになるのだろうか。前日に取材陣のインタビューに応じた。 【グループリーグ順位表】パリ五輪2024 女子サッカー競技　組み合わせ 　熊谷は初戦を迎える上で「本当にいよいよだなっていうところと、このために自分たちが準備してきた。明日それを果たすだけ、チャレンジするだけだなっていうのを思っていて。簡単な試合は一つもないと思いますけど、チーム全員で少しずつ前へ進んでいけるようにとにかく全力を尽くしていきたいです」と語った。 　また、熊谷は「とにかく初戦なので、対スペインっていうよりも大事なものがあるのかなっていうのと、1年前にスペインはW杯で優勝してますけど、やっぱり唯一スペインが負けたチーム（日本）でスペインにとっては、分からないですけど、少し特別なというか、日本には想いあるのかなというところと、自分たちはチャレンジャーとして戦うっていうところでは、もちろん特別な一戦になるとは思います」とコメント。さらに同選手は「この初戦が本当に重要なというか、これから残りの時間ですけど、伝えていく必要があると思っているので、伝えていきたい」と「初戦」という言葉を強調した。 　昨年対戦した時はカウンターがうまくハマり、スペイン女子代表相手に4得点の快勝。だが、熊谷は「昨年の戦い方と同じ戦い方はしたくないなというか、あの戦い方とは違ったチャレンジを見せたいなと思っている」と口にした。また、スペイン代表戦の戦い方については「理想でしかないですけど、前半の立ち上がりは自分たちが勢いを持って前からいきたいですし、その中で得点っていう形が生まれることがベストですし、守備として前半失点0が重要になるかなと思っていて、試合の中でみんなが判断できれば、後半戦い方を変えられる可能性はある」とコメントした。 　前回の対戦では勝利したが、なでしこジャパンはベスト8で敗退し、対するスペイン女子代表はFIFA女子ワールドカップで初優勝を果たした。今回の「特別な一戦」で熊谷らしい気持ちの入ったプレーを見せてくれるだろうか。