【ヴィクトリーナ姫路】今季も「100%」のプレー、28日からサマーリーグ参戦
■武器は“重いスパイク”
同期で2年目のOH野津亜珠佳、オポジット(OP=ライト)足立溜奈にも話を聞いた。 野津は兵庫県たつの市出身。 地元で開催された昨シーズンの開幕2連戦(龍野体育館)には起用されたが、その後は出場機会は伸びなかった。 Q.昨シーズンを振り返って 野津: 「プロとしての厳しさを実感したシーズンでした。日本代表、タイ代表の選手がいて、監督も世界を知る方で、練習からレベルの高さを実感した」 Q.サマーリーグでは 「OHの先輩、松本(愛希穂)選手と渡邉選手、とても守備も上手で攻撃力もある。その先輩方を抜くには自分の得意なものを磨かないといけない」 Q.得意なものとは? 「ジャンプ力です。しっかり高さを出して攻撃面で貢献できたらいい」 ------- 足立は兵庫県丹波市出身。 昨シーズンはセッターとの“2枚替え”でセット後半に起用され、局面打開のスパイクをしばしば決めた。 Q.昨シーズンは 足立: 「これまでと違うプレーができて収穫のある1年でした。(一緒に途中出場する)セッター、(櫻井)美樹さんや、(柴田)真果さんに声をかけてもらって、落ち着いてプレーできるよう心がけました」 Q.サマーリーグでは 「スタートで使ってもらえるか、2枚替えか分からないが、持ち味であるスパイクで点数を取って、チームの雰囲気が明るくなればいい」 Q.どんなスパイク? 「けっこう重い…速さより重いスパイクを打てると思っている。重たくしようと打ってるのではないが、練習していて、けっこう重いボールが飛ぶとよく言われていた」 -------- 2人との同期入団にはミドルブロッカー(MB)伊藤麻緒もいる。 伊藤は昨シーズン、リーグ3位のアタック決定率をマークし(1位:宮部、2位:チャッチュオン)、主力選手に成長した。 サマーリーグで同期3人がどんな活躍を見せるかも楽しみだ。 (浮田信明)