神戸市立小学校で、児童持参の水筒複数に磁石混入 低学年の1クラス、保護者らに経緯説明
神戸市立小学校で6月中旬、児童が持参した複数の水筒に磁石が混入していたことが1日、市教育委員会の取材で分かった。誤飲や健康被害の報告はないという。原因は「調査中」としているが、外部から何者かが侵入した可能性は低いとみており、被害届は出さない方針。 【写真】「実は全部剥がした方がいいんです」 そうだったのか…瓶にシールされている中蓋、高まる密閉性 市教委によると磁石は、教室内で名札を保管する際に使っていた学校の備品という。低学年の1クラスで、児童数人の水筒に混入していた。児童が持ち帰った水筒を見た保護者が混入に気付き、学校に連絡した。 学校は6月下旬に臨時の保護者会を開き、保護者らに経緯を説明した。担当者は「教室の鍵の管理など再発防止に努める」としている。(久保田麻依子)