チャールズ国王容体は「発表より深刻」なの? 英王室が葬儀計画見直しと米サイトなど報じる
がんと診断されて治療を受けている英王室のチャールズ国王(75)の健康に関する懸念が高まり、葬儀計画の見直しが行われていると報じられた。 【写真】チャールズ英国王と腕を組むカミラ王妃 米ニュースサイト、デイリービーストによると、闘病中の国王の容体は発表されているよりも深刻だといい、国王の友人も健康状態についてたずねられた際に「よくない」と語っていると伝えている。 国王ががんと診断されたことを考えれば、特別なことではないとしつつ、さまざまな状況を想定して見直しが行われているという。 国王の逝去に伴う「メナイ橋作戦」のコードネームで呼ばれる想定計画は現在、白紙に戻されて、見直しが行われていると報じている一方、葬儀計画は定期的に見直しが行われているとの別の関係者の話も伝えている。 22年9月に逝去したエリザベス女王の葬儀でうまくいったことやいかなかったことなどの情報が記された文書も出回っているといい、反省点を踏まえて常にアップデートされているという。 ジャーナリストのクリストファー・アンダーセン氏は、自身の葬儀計画の見直しを求められているのは国王だけではないと話し、上級王室メンバーはみな常に自分たちの葬儀について計画をしていると語っている。 ウィリアム皇太子とヘンリー王子も、10代の頃に自分たちの葬儀について使用する音楽や花などを決めるよう求められたと明かしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)