増田陸2度目の日本タイトル挑戦決定「リベンジの気持ちを持って臨みたい」7月18日後楽園ホールで富施郁哉と対戦
◆プロボクシング 「Lemino BOXING フェニックスバトル」 ▽日本バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・富施郁哉―同級1位・増田陸(7月18日、東京・後楽園ホール) 日本バンタム級王者の富施郁哉(ワタナベ)とWBA、WBO世界同級11位、IBF同級15位で日本同級1位の増田陸(帝拳)が7月18日にタイトルマッチを行うことが15日、発表された。2人は昨年5月のバンタム級モンスタートーナメント準々決勝8回戦で対戦。7回TKO勝ちで増田が勝利を収めている。現王者の富施は「強いのはわかっている。秘密の特訓をしている。パンチをもらわないよう、自分のパンチを当てられるようにしたい」と雪辱を期した。 昨年8月のモンスタートーナメント準決勝で堤聖也(角海老宝石)に判定で敗れた増田は、「2度目の日本タイトル挑戦。相手は違いますがリベンジの気持ちを持って臨みたい」と気合い十分。現在、バンタム級はWBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、IBFが西田凌佑(六島)、WBOが武居由樹(大橋)と主要4団体の世界王者を日本人が独占。割って入るためにも負けられない一戦となる。 戦績は25歳の富施が14勝(3KO)3敗、26歳の増田が4勝(4KO)1敗。 試合はLeminoで配信される。
報知新聞社