出演者、監督、原作者が語る 『水深ゼロメートルから』オーディオコメンタリーの一部公開
10月23日に発売される山下敦弘監督作『水深ゼロメートルから』のBlu-rayに収録されるオーディオコメンタリーの一部が公開された。 本作は、2020年に公開された城定秀夫監督作『アルプススタンドのはしの方』に続く「高校演劇リブート企画」第2弾。原作は、2019年第44回四国地区高等学校演劇研究大会で「文部科学大臣賞(最優秀賞)」を受賞した徳島市立高等学校・中田夢花による『水深ゼロメートルから』。夏休み、特別補習としてプール掃除を指示された高校2年生たちのさまざまな思いが交錯していく模様が描かれる。 濵尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれが物語の中心となる4名を演じたほか、さとうほなみ、三浦理奈らがキャストに名を連ねた。 公開されたオーディオコメンタリーは、初回限定生産Blu-rayに収録されるネタバレ満載かつ本編を語り尽くした豪華音声特典「スタッフ&キャスト本編オーディオコメンタリー」の一部。本編から厳選された印象的な3つのシーンが1本の動画として視聴できる。参加者は、濵尾(ココロ役)、仲吉(ミク役)、清田(チヅル役)、花岡(ユイ役)、山下監督、中田夢花(原作・脚本)、直井卓俊(企画)の7名。撮影時の思い出や制作秘話、舞台版との違いや設定のディティールなどについて、本編を観ながら和気あいあいと語る様子が収録されている。 また、「高校演劇リブート企画」第1弾で城定秀夫監督が手がけた『アルプススタンドのはしの方』のBlu-rayからも、オーディオコメンタリーの一部が特別公開された。 『アルプススタンドのはしの方』は、高校生活でいわゆる“二軍”のポジションにいる学生たちの心の共鳴を描いた青春映画。出演は、小野莉奈、平井亜門、西本まりん、中村守里、黒木ひかりらフレッシュなメンバーが揃う。発売中のBlu-ray【音声特典】「スタッフ&キャストによる録り下ろし本編コメンタリー」から今回公開された映像は、アルプススタンドの端の方で繰り広げられる小野、平井、西本による「バッティングフォーム」の会話劇。このシーンは、ファンからとても愛されているシーンのひとつで、「これ(バッティングフォーム)、どこが違うの?」と疑問を投げかける西本に、「分からないの? 全然違うじゃん!」と応える平井の姿が本編のシーンを彷彿とさせ、収録現場が盛り上がった様子が切り取られている。 『水深ゼロメートルから』Blu-rayは、オーディオコメンタリーのほかにも、メイキングや未公開映像集、本作の主題歌も担当した澤部渡(スカート)による劇伴を収録したオリジナルサウンドトラックCDなども封入された仕様となっている。さらには、Amazon、ポニーキャニオンショッピングクラブでは法人別オリジナル特典も用意されている。
リアルサウンド編集部