カラオケボックスからスター誕生も?“バーチャルキャラ”で歌って撮れるサービスが開始…動画投稿もOK!楽しみ方を聞いた
専門的な知識は不要
リリースによると、ONEREC VKはコシダカとNTT QONOQが進めているバーチャルキャラクター市場の発展に向けた協同事業の一環だというが、実写ではない、バーチャルキャラクターでのサービスに期待しているのはどのようなことなのだろうか? ONEREC VKの楽しみ方も含めて、コシダカの担当者に聞いてみた。 ――そもそもとして、モーションキャプチャーや音響に関する専門的な知識は必要になる? モーションキャプチャーの知識は不要ですが、音響の知識は多少あるとスムーズに操作できます。専門的なレベルまでは不要です。 ――自分好みのバーチャルキャラクターで歌うことができるの? サンプルキャラクターは3人です。VRoid hub(3Dキャラクターのための投稿・共有プラットフォーム)連携が可能なため、ご自身のアカウントでログインするとVRoid hubへ登録しているアバターをご利用することが可能です。 ――昨年のトライアル実施ではどんな反響があった? 普段からバーチャルキャラクターを使っている方が多く遊びに来ていただけましたね。ご利用アンケートにはたくさんの気づきをご教授いただいたので、システム開発へ参考にさせていただきました。
新たな活動の場になることを期待
――利用客にはどのように楽しんでほしい? 表現の場として活用いただきたいですね。ONERECやONEREC VKにて作成した動画をYouTube等に投稿いただくとうれしいです。 ONEREC VKにおいてはご自身で作成したキャラクターも持ち込むことができるので、色んなキャラクターの映像を作っていただきたいです。 ――ONEREC VKに期待することを教えて。 「顔は出したくないが歌の発信をしたい」「自分のキャラクターのこんな姿を映像にしたい」というような要望にも応えられるようになりました。 今後としては、ONERECでの活動によって有名になる方が出てくるととてもうれしいですね。バーチャルアーティストの新たな活動の場となることも期待しています。 今回サービスが提供されるのは「渋谷本店」「秋葉原電気街口店」にそれぞれ1部屋。担当者は、埋まってしまう可能性があることから予約での利用をおすすめしていた。 なお、ONEREC VKは今後全国へ展開予定だという。もしかすると身近なカラオケルームから、アーティストとして活躍するスターが誕生するかもしれない。
プライムオンライン編集部