【NARIAGARI】皇治が保持していたHEAT王座を懸けて王者・安川侑己とNARIAGARIの悠里が対戦、両者計量パス「僕はこのベルトを獲ったから今がある」(皇治)
皇治が大会CEOを務める『SPASHAN Presents NARIAGARI vol.3』が、2023年12月2日(土)大阪・176BOXにて開催される。その前日公開計量が1日(金)大阪府内にて13:00より行われた。 【写真】フェイスオフで向かい合った両者 メインイベントは、HEAT KICKライト級(-60.0kg)タイトルマッチ3分5Rとして王者・安川侑己にNARIAGARIの悠里が挑戦する。 安川はHEATを主戦場とし、2021年6月にKrush初参戦で提髪和希に判定勝ち、2022年2月の2戦目も目黒翔大に判定勝ちで連勝を飾ったが、7月の3戦目で斎藤祐斗にTKOで敗れた。ホームリングのHEATでは2021年10月にHEAT KICKライト級王者決定戦を制して王座に就いている。 悠里は2011年9月にシュートボクシングでプロデビューし、4勝1敗の戦績を残した。NARIAGARIの第1回大会オーディションで「自ら小指を切り落とした」(手術で現在は回復)と告白して話題に。7月のDEEPとの対抗戦では多湖リキトにMMAで挑みアームバーで敗れている。 計量では安川が59.8kg、悠里が59.7kgでそれぞれ計量をパス。悠里は「自分がいま思っているのは、1月のオーディションから始まってNARIAGARI全大会に出させてもらっていまして、その自分が今年最後のNARIAGARIのラストを飾らせてもらうのは意味のあることだと思うので、自分はそういう気持ちも全て込めて安川選手に全部ぶつけていきたいと思います。2人でいい勝負をして自分が必ずベルトを巻きたいと思います」との意気込み。 NARIAGARIからの挑戦者を迎え撃つ安川は「今回ベルトが懸かっていることで、このベルトはいろいろな思い入れもあるし、僕だけじゃなく応援してくれているみんなの想いもあるので、これは僕だけのものじゃない。僕は覚悟も腹も括っているので何が何でも勝ちます。王者ですが常に挑戦者のつもりなので僕の全てを悠里選手にぶつける」と、自分が挑戦者のつもりでぶつかって行くとコメントした。 このHEAT KICKライト級王座は、かつて皇治が手にしていたもの。皇治は「今年最後の大会でHEATさん、K-1さん、いろいろなメジャー団体が協力してくれてこの大会が開けます。今年最後のNARIAGARIの大会で自分がずっと保持させてもらっていたHEATライト級のベルト、僕はこのベルトを獲ったから今があって、志村館長に凄い支えられて今があるので、安川くんが守るか、悠里が獲って悠里の時代を始めるのか。これ凄く大切な試合になると思うので、この大会は今後のNARIAGARIの行方も決まって来ると思いますし、大事な大会になると思うので、平山とか怪我人も続出してピンチな大会でもありますが、このピンチをチャンスに変えて選手たちが頑張ってくれると思うのでどうか皆さん、温かい応援をしてやってもらえたら嬉しいです」と語った。 なお、今大会は皇治のYouTubeチャンネルにて全試合無料生配信される。
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