96歳、木村セツさんのちぎり絵原画展/瀬戸内市立美術館で3月9日まで【岡山】
96歳のお年寄りが制作したちぎり絵の原画展が1月7日、瀬戸内市の瀬戸内市立美術館で始まりました。 エビフライ、卵かけご飯など、会場には全て新聞や折り込みチラシで作られた作品がずらり。手がけたのは、この日、96歳の誕生日を迎えた奈良県の木村セツさんです。 夫を亡くし気落ちしたセツさんが90歳で始めたちぎり絵は、SNSでたちまち話題となりました。 食べることが楽しみというセツさん。出品したおよそ140点の多くは身近な食べ物です。 制作の際の苦労話などコメントが添えられている作品もあり、ほほ笑ましい日常生活がうかがえます。 原画展は3月9日まで開かれます。