学歴ハラスメントがひどい社員のせいで、優秀な社員が辞めました。訴えることはできますか?
加害者を処分することは可能
会社は加害者を訴えることはできませんが、何らかの懲戒処分を下すことはできます。具体的には、訓告や警告、減給、降格、解雇などが考えられます。 ただし、これらの処分を行うにあたっては、事実確認や聴聞といった適切な手続きを踏まなければなりません。なぜなら、加害者側から処分が不当だとして訴えられる可能性もあるからです。
会社は学歴ハラスメントの加害者を訴えることはできない!
職場内で学歴ハラスメントがあった場合、被害者はその加害者を訴えることができます。その場合には十分に証拠を集め、ハラスメントがあった事実を立証できるようにしましょう。 ただし、会社がハラスメントの加害者を訴えることはできません。会社にもまた、被害者に損害賠償を支払う義務が生じるためです。 しかし、会社は加害者に何らかの処分を下すことは可能です。その際は、しっかりした準備のもとで行うことが大切です。 出典 厚生労働省 職場におけるハラスメントの防止のために(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント) e‐GOV 法令検索 労働基準法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部