お値段18万円!大ヒットしパチンコの常識を変えた「CRモンスターハウス」
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開! 【写真】大崎潔/株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長 写写丸(以下、写) これは「CRモンスターハウス」じゃないですか! 懐かしい。 大崎 1996年に出た初期のものです。多彩なリーチ演出で大ヒットした機種で、当時は私も相当ハマりました。 写 おお、電源も入るし、当時と同じように遊べますね! 大崎 いい状態でしょう。1990年代にCR機が登場し、 “確変(確率変動)” がパチンコの常識になりました。あのころがパチンコ業界のピークで、それ以降は規制が厳しくなったこともあり、1990年代半ばからパチンコ店は減っています。 写 1993年には「CR花満開」が、1996年には「CR大工の源さん」が登場しましたね。あのころは記憶に残る名機揃いで楽しかったなあ。 大崎 そうそう、じつは今回、台よりも見てほしいのが「ドル箱」なんですよ。我々の時代は当たり前の存在でしたが、今では “スマートパチンコ” などの登場で、店舗から消えつつあります。 写 味気ないですね。 大崎 ドル箱を積み上げるのが、パチンコの醍醐味でもありましたからね。さて、今シーズンの連載はいったんお休みとなります。またお会いしましょう! おおさききよし 1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める 写真・梅基展央
週刊FLASH 2024年8月20日・27日合併号