父は通算316本塁打の強打者 “鉄人”も興奮した才能豊かな「20歳」の逸材とは
オリオールズは現地時間4月10日(日本時間11日)に、2022年のドラフト全体1位入団の新人ジャクソン・ホリデイをメジャーに昇格させた。 【動画】併殺プレー!二塁でゴロを捌くジャクソン・ホリデイ ホリデイは敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス戦で「9番・二塁」で先発出場し、4打数無安打に終わった。 彼の父は、現役時代にロッキーズなどでプレーし、通算316本塁打を放ったマット・ホリデー氏だ。 ホリデイは2022年に入団し、昨年は1Aから一気に3Aまで昇進し、開幕11試合目にしてメジャー初昇格を果たした。 そんな俊英のメジャーデビュー戦を現地メディアも華々しく報道している。『FOX Sports: MLB』はXで二ゴロを捌いてゲッツーを完成させるホリデーの映像を添えて投稿した。 『MLB.com』ではXで「ジャクソン・ホリデイが3歳でプレーしている」と、ホリデイが3歳で父親とボールを投げ合っている姿や、バットを振る姿の微笑ましい映像を添えて投稿した。 また、15年間で歴代最多の2632試合連続出場の大記録を達成しているカル・リプケンJr.氏は、『MLB.com』が「鉄人は、ジャクソン・ホリデイが父親の背番号7のユニフォームを着るのを見て興奮している!」と投稿したことに反応し、自身のX上で「その通りだ」とリポストしている。 ホリデイはこの日、バットから快音は生まれなかったものの、無死二・三塁の場面で二ゴロを放ち、その間に三塁走者が本塁に生還してメジャー初打点を記録した。 全米のベースボールファンが見守ったホリデイのデビュー戦。今後も「20歳の才能」の一挙手一投足に注目が注がれそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]