拉致「日米会談でアピールを」 被害者家族会、横田代表が要望
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で被害者家族会代表の拓也さん(55)が5日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。10日に米ワシントンで予定されている日米首脳会談で「拉致事件を強くアピールし、協力と支援をいただけるよう米国と約束してほしい」と岸田文雄首相に求めた。 拓也さんは、めぐみさんが1977年11月に拉致されてから「46年間も人権がじゅうりんされ、家族の絆が引き裂かれたままだ」と強調。海外メディアに向け「国際社会に、北朝鮮が今も人質外交を続けていると発信してほしい」と訴えた。