就活中の大学3年生です。「国家公務員」か「大手民間企業」で悩んでいますが、平均年収はどちらが高いのでしょうか?
年収以外の違いも比較して自分に合った就職先を選ぼう
国家公務員と大手民間企業のどちらにするか迷っている場合、年収以外にも福利厚生の違いなども考慮するといいでしょう。 国家公務員は福利厚生が充実しているといわれています。例えば、休暇制度については、初年度から20日間の有給休暇が付与される、また、結婚・産前産後・夏季休暇・忌引などの特別休暇や、介護休暇・病気休暇などがあります。 民間の場合、有給休暇は入社してから6ヶ月が経過すると10日間、それ以降は1年に1日ずつ増えることが一般的です。そのほかの休暇制度については、会社によって異なるため、事前に休暇制度と利用のしやすさを確認しておくことをおすすめします。
国家公務員の平均年収は民間企業の正社員の平均給与よりも多い! 企業規模によっては民間の方が多い場合もあり
国家公務員の平均年収は619万3668円で、民間企業に勤める正社員の458万円と比較すると160万円以上の差があることが分かりました。しかし、事業所規模別・企業規模別・男女別によって民間企業の平均年収には差があり、会社によっては国家公務員よりも稼げる可能性があります。 平均年収以外にも、福利厚生、事業の種類や仕事内容の違いなどを比較して、自分自身に合った就職先を探すといいでしょう。 出典 人事院 給与局 令和4年 国家公務員給与等実態調査 報告書(2ページ) 内閣官房内閣人事局 令和4年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給 内閣官房内閣人事局 令和4年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給 国税庁長官官房企画課 令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-(14.17~19ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部