「一緒だから乗り越えられた」広島都市学園大学女子バスケ部 創部4年目で初のインカレ出場へ
この日は皆実高校女子バスケ部との定例の練習試合。 先週から取り組むゾーンディフェンスで、前半は皆実を苦しめますが、対策を取られた後半は逆に苦戦を強いられました。 特別指導にあたる広島ドラゴンフライズの朝山正悟ヘッドコーチもアドバイスを送ります。 朝山正悟「コンセプトがどういうアレなのかなっていうのが、この20分見た中でもあんまり伝わってこなかった」 関口奈優主将「きょうやられたところをしっかり練習して、インカレで出来たら良いなと思ってます」 創部からチームを率いる慶徳ヘッドコーチは、皆実高校バスケ部監督時代の厳しい指導方法を一新、4年生の二人を信じ託しています。 慶徳克二HC「4年でなんとしても行くとキャプテンは。すごい強い意志を持ってましたから」 関口主将と科野副主将の二人は、ともに子ども教育学部の4年生のゼミに出席しています。 慶徳克二HC「バスケットに関わって、次の世代を育てる、そういう指導者に育って欲しい。そのためには今のようなスタンスで、自分たちで課題解決していくという経験が必ず生きてくる」 関口奈優主将「メニューとかも、二人で考えてやってたんで、その今のチームの課題はなんなのかっていうのを、しっかり話し合って考える力が付きました」 科野副主将「自分が良ければ良いみたいな考え方だったんですけど、今はチームのことを考えて、チームが良くなるにはどうしたら良いかとか、自分は何をしたらすべきなのかっていうのを考えて行動出来るようになりました」 2年生が多く辞めた苦い経験から、1年生とは積極的に食事に行き、コミュニケーションを取っています。 「絶品です・・・はははは。普段のバスケ以外の面でも知ることができたり、知ってもらえたりするので距離が縮まるかなと思います」「みんなで考えてバスケをするチームだから、意見をお互いに言い合える関係を作れてると思います」 全員が身長170センチ以下で、平均身長が162センチ前後というバスケ部としては小柄なチームですが…