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山陽道で15日、トラックドライバーによる“あおり運転”が目撃された。 渋滞中、トラックは車に幅寄せし、中指を立てて挑発する行為を約4分間繰り返した。 トラックの会社は、「再発防止に努める」と謝罪した。 【画像】トラックドライバーが中指を立てて挑発しながら、幅寄せする一部始終（計7枚）

“割り込み”に“幅寄せ”も…執拗なまでのあおり運転

渋滞中の山陽道で15日、危険を知らせるためのクラクションが響き渡る中、挑発してくるトラックドライバーをカメラがとらえた。 トラックドライバーによる危険な行為は、お盆休み中の高速道路で起きた。 “あおり運転”をされた車の助手席には妊娠中の妻、後ろには2人の子どもが乗っていた。 渋滞でノロノロと進んでいたその時、左真横から割り込んできたトラックが、強引に幅寄せするように接近し、トラックの窓から腕を伸ばして、中指を立ててきた。 あおり運転をされたドライバーは、「無理やり割り込むような行為、幅寄せであったり、中指を立てながら怒鳴ってくる」と当時の状況を説明した。 約20秒後にも挑発しながらセンターラインを越えて接近し、渋滞で身動きが取れない中、執拗（しつよう）なまでのあおり運転が繰り返された。 あおり運転をされたドライバーは、「子どもも嫁も口に出して『怖い』とは言ってなかったが、内心怖かったんかなって」と振り返る。

「絶対にしてはいけないこと」トラック会社が謝罪

あおり運転をされたドライバーは、「正直、いきなりやられてきた状態」と話し、思い当たる節はないという。 男性によると、恐怖の時間は約4分もの間続き、助手席にいた妻がスマホで動画を撮り始めると、トラックドライバーによる危険な行為は収まったという。 トラックドライバーの会社は、危険な行為があったことを認めたうえで、「乗務員がしたことは絶対にしてはいけないことで、本当に申し訳ないと思っております。今後こういうことがないように、乗務員の指導を徹底してまいります」と謝罪している。 （「イット!」 8月27日放送より）