【競輪】決勝へ相手待ちの寺師幸成、祈り通じた「トイレ掃除して徳を積んだのが良かった」/熊本
<熊本競輪>◇F2◇2日目◇17日 寺師幸成(33=鹿児島)が決勝に滑り込んだ。 「中団は取れたけど、後ろを見る必要はなかったですね。思ったより口が空いた」と振り返る準決5Rは3着。決勝進出は残る6、7Rの結果待ちだった。 予選2着の寺師を7Rで上回るのは弓矢輪太郎だけ。しかし、6Rには寺師を上回る選手が5人もいた。 祈る思いでその後のレースを見守ると、6Rは初日3着の大沼孝行が3着。7Rは弓矢が1着で、2場所連続決勝が決まった寺師は「神様がいましたね。初日も今日も宿舎のトイレを掃除して、徳を積んだのが良かったかな」と上機嫌。 同期3人と対戦する決勝7Rに向けて「実力で乗った決勝じゃない。もっと組み立てを考えて」と表情を引き締めていた。