【広島】新井監督「むちゃくちゃやらないといけないと」4盗塁など攻撃的姿勢で勝利/一問一答
<広島7-5阪神>◇4日◇マツダスタジアム 広島が機動力を絡めて接戦を勝利にした。1回に先制しながら先発アドゥワが2回に3失点。それでも4回に1点を返し、5回には内野ゴロの間に追いついた。同点の8回は代走羽月が二盗、三盗と阪神バッテリーを揺さぶり、暴投の間に決勝のホームを踏んだ。さらに3点を加え、連敗を3で止めた。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ -8回、羽月選手が2盗塁 新井監督 彼には任せていますので。あそこは小園の代走でしたけど、(小園が)出たら勝負をかけて羽月と決めていましたので、彼がこちらの期待に100%応えてくれました。本当に素晴らしい走塁だったと思います。 -本塁生還も素晴らしいスタート 新井監督 本当彼、の性格も“とにかく前へ前へ”なので。迷いがなかったですね。少しでも迷いがあったらホームには帰れてなかったと思うので、本当に素晴らしい、勇気のある走塁だったと思います。 -打順を入れ替えた 新井監督 日々いろいろ考えながら組んではいるんですけど。打順も、サインも含めて昨日、一昨日とすごく流れが悪い中で、今日も相手が村上投手。こちらもある程度、むちゃくちゃやらないといけないと思っていたので、どんどん攻めていったんですけど、選手がこちらのサインに応えてくれたと思います。 -立ち上がりから動いた 新井監督 リスク覚悟でね。そういった中で、2回のキク(菊池)のあのプレーはもうすごかったですね。キクのあのプレーがなかったら、今日の試合、終わっていたかもしれない。それぐらい素晴らしいプレーでした。本人に聞いても「見えていなかったです」と言ってたので。あのキクのプレーがあったので、今日こういう試合になったと思います。 -機動力を絡めた攻撃で連敗を止めた 新井監督 サインに応えてくれた選手のおかげ。でも、この今日の1勝というのは本当に大きな1勝だと思います。