TSMCの熊本工場、2月24日開所式 第4四半期に量産へ/台湾
(台北中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は18日、熊本県に完成した半導体工場(第1工場)について2月24日に開所式を行い、今年第4四半期(10~12月)に量産を始める予定だと発表した。 同日に開かれた法人説明会に出席した劉徳音董事長(会長)によると、熊本工場では回路線幅12、16、22、28ナノメートル(ナノは10億分の1)の半導体を生産するという。 一方、国内の生産体制については、南部・台南にある工場での3ナノ半導体の生産能力を増強する他、南部・高雄や北部・新竹の工場では25年から2ナノ半導体の量産を開始するとした。 (張建中/編集:羅友辰)