6大会連続の39歳Cロナ、最年長ゴールのモドリッチ 新星16歳ヤマル、記録盛りだくさんのサッカー欧州選手権
■チーム記録
開催国のドイツは14大会連続14度目の出場で、これは欧州選手権の最多記録である。欧州選手権はワールドカップ(W杯)よりも歴史が浅く、1960年に第1回大会が行われた。ドイツは1972年大会から連続出場を続けている。今大会で唯一の初出場チーム、ジョージアは1次リーグ最終戦でポルトガルを破って見事にベスト16入りを果たした。 前回優勝チームにとっては鬼門となっているのが決勝トーナメント1回戦で、2016年大会はスペイン、2021年大会はポルトガル、そして今大会はイタリアが敗退に追い込まれた。 優勝はドイツとスペインが3度ずつで最多を誇る。ワールドカップ(W杯)優勝には縁がないオランダも1988年大会で頂点にたったことがあり、チェコスロバキア=当時=(1976年大会)、デンマーク(1992年大会)やギリシャ(2004年大会)といった伏兵もタイトルを手にしたことがある。 欧州選手権はワールドカップ(W杯)よりもレベルが高いと言われる。今大会も現に1次リーグB組はスペイン、イタリア、クロアチアが同居。ワールドカップ(W杯)優勝経験国2チームと、直近2大会のW杯で準優勝と3位という実績を持つチームが序盤からぶつかり合うのだから(そしてクロアチアは早期敗退、イタリアもラウンド16で涙をのんだ)、約1カ月の戦いも気の休まるタイミングはないに等しい。決勝トーナメントは29日(日本時間30日未明)に始まり、決勝は7月14日、ベルリンのオリンピア・シュタディオンが舞台となる。
VictorySportsNews編集部