全国中学校駅伝 女子の京都光華中が初出場ながら5位入賞! 男子の桂中は21位
将来の日本を背負う若きランナーたちが集結した「全国中学校駅伝」が、12月15日に行われました。 京都からは、女子の部に「京都光華」、男子の部に「桂」が出場し、それぞれの思いを胸に力走しました! 各都道府県の代表と開催地枠の合わせて48チームが出場した「全国中学校駅伝」。 女子は、5区間12キロのコースで争われました。 全国大会初出場で初優勝を目指す「京都光華」の1区を任されたのは、1500メートルで全国出場経験もある頼れるキャプテン・木下彩英。 各チームのエースがひしめく区間で先頭集団にくらいつきます。 【声】1区:京都光華中学校 3年 木下彩英 主将 「スローペースの展開で前が速度をあげた時に、自分がついていけなかったことが悔しい」 悔しさをにじませつつも、楽しく走れたという木下は、トップと24秒差の13位で、2区にタスキをつなぎます。 先輩からタスキを受け取った2年・江藤冬寧は、初めての全国大会ながら、6人を抜く好走で、順位を7位に押し上げます。 続く3区は、短距離選手として全国優勝経験もある3年の廣野凛乙。 【声】3区:京都光華中学校 3年 廣野凛乙 選手 「最初は緊張したけどレースが始まったら楽しい気持ちでいっぱい。 あっという間に終わった」 短距離で鍛えた脚の筋肉を活かせたという廣野が順位を1つあげ、6位で4区の松井美佳にタスキリレー。 1年生ながら区間4位の走りをみせた松井が、5位でアンカー・奥間優希穂に望みを託します。 【声】5区:京都光華中学校 3年 奥間優希穂 選手 「1区から4区までみんながタスキをつないでくれたので楽しんで走れた」 緊張よりもとにかく全員が楽しんで走れたという「京都光華」。 最後までタスキをつなぎ、初出場ながら5位入賞と健闘しました。 【声】1区:京都光華中学校 3年 木下彩英 主将 「最初は本当にこれで全国に行けるのかというレベルだった。 京都府大会も優勝して、近畿大会も2連覇して、そこからどんどん気持ちがあがってきて、全国大会を迎えて5位入賞できた。 3年間振り返って1番楽しい駅伝になった」 全員 「5位入賞したぞー!いぇーい!」 6区間18キロのコースで行われた男子の部に、2年ぶりに出場した「桂」は、1区の辻啓亜が 一時は先頭集団を引っ張る力強い走りで好走、その後も出場できない選手の思いも背負い、全員が粘り強い走りでタスキをつなぎ切りました。 【声】1区:桂中学校 3年 辻啓亜 選手 「少し納得のいかない結果になったので、この経験を生かして高校では全国大会で活躍になっていきたい」