ペットのワニ「カイマンくん」死ぬ 呉市、イベントやメディア出演で人気者
広島県呉市東惣付町の村林順光さん(73)が自宅で長年飼っていたペットのワニ、カイマンくんが8日、死んだ。イベントやメディアに引っ張りだこの地元の人気者だったが、2週間ほど前から体調を崩していたという。村林さんは「40年以上連れ添った相棒。おかげで交流も広がった」と悼んだ。 メガネカイマンの雄で、村林さんが43年前に市内のペット店で購入した。体長は約2メートルもあるが、おとなしい性格で添い寝するほど村林さんに懐いていた。 飼い始めた当時、村林さんが営んでいた喫茶店で話題となり、テレビのバラエティー番組やドラマにも出演。司会者の関口宏さんが名付け親で、うわさを聞いた広島東洋カープの選手や芸能人たちがよく訪ねてきたという。地域の保育所などにも赴き、市民に親しまれてきた。
中国新聞社